築20年の自宅を5年前にリフォームしました。
その際、長年「なんとなく必要だと思っていた」洗濯パンを外す決断をしたのですが…結果は大正解!
今回は、整理収納コンサルタント目線で
「そもそも洗濯パンって何?本当に必要なの?掃除しにくくない?」
といった疑問を持つ方の参考になるように、メリット・デメリットや注意点をまとめてみました🧼✨
洗濯パンってなに?

洗濯機の下に敷く、防水性のある受け皿のようなもの。
主にプラスチック製やホーロー製で、床と洗濯機の間に設置します。
ちなみに、法律で設置が義務付けられているわけではありません。
あくまで「設置するかどうか」は、住まい手や建築時の判断によります。
洗濯パンの役割とは?
主に2つの役割があります。
① 水漏れ時の被害を軽減
・洗濯機のトラブルや排水不良で漏れた水を受け止め、床の浸水を防ぎます。
・特に2階以上に設置する場合は、階下への漏水リスクを考えると効果的。
② カビ・結露の対策
・洗濯機下の風通しが悪いと、結露や湿気で床にカビが発生することも。
・洗濯パンがあることで直接床が濡れるのを防ぎます。
水漏れの主な原因
こんなトラブル、意外と多いんです!
- 洗濯機本体の故障
- 洗濯物の入れすぎ
- 排水ホースの劣化や外れ
- 排水口の詰まり(ヘドロなど)
- 結露による水たまり
洗濯パンって本当に必要?
✅ こんな場合は設置をおすすめ
・集合住宅の2階以上に設置する場合
・こまめに掃除ができない環境
・万が一の漏水に備えたい方
✅ 最近は“設置しない”選択も増えている
・特に戸建てのリフォームや新築では、
排水口を床面で立ち上げ、すっきりと仕上げる配管にするケースも増えています。
見た目も◎!
洗濯パンのメリット・デメリット
<メリット>
・水漏れ時の安心感
・洗濯機の振動を軽減(特にドラム式)
・周囲の床を保護できる
<デメリット>
・掃除しにくい(ほこり・髪の毛が溜まりやすい)
・サイズが限定される → 大きな洗濯機に買い替えづらい
・デザイン的におしゃれさに欠ける
洗濯パンの種類もいろいろ
- 脚を乗せるだけの高さのあるタイプ(お掃除しやすい)
- 隙間のない全面囲い型(ホコリの侵入防止)
- 床に固定しないタイプ(洗濯機の移動がしやすい)

【我が家の選択】洗濯パンは使わない!かさ上げ台でスッキリ✨
因幡電工(INABA DENKO)
洗濯機用防振かさ上げ台 ふんばるマン OP-SG600 ホワイト

■選んだのは…
プラスチック製の**脚乗せ台(かさ上げ台)**を採用。
洗濯パンは使わず、洗濯機の脚だけを乗せる仕様に。
■その理由は?
以前の住居ではすべて洗濯パンあり。
でも…
「洗濯パンって、ほこりが溜まる!掃除がしにくい!」
「排水ホースを外して、洗濯機を動かして掃除なんて現実的じゃない」
そう思っていた私にとって、“掃除のしやすさ”が最優先ポイントでした。
クイックルワイパーやハンディモップで、洗濯機下もサッと掃除できる今は、とても快適!

<注意点>洗濯パンを外すならココに注意!
我が家はリフォームで洗濯パンを外しましたが…
洗濯機購入時にひと苦労が!
- 排水口の位置に合う洗濯機じゃないと設置できない
- 排水ホースの向き・長さ・遊びスペースを確認する必要がある
- 設置業者が「振動やホースの巻き込み」を考慮して、調整に苦労することも
結果、無事に設置できたものの「排水ホースの位置」は自己責任。
設置から約5年経ちますが、今のところトラブルはありません😊
【まとめ】洗濯パン、つける?つけない?は暮らし方次第!
洗濯パンがあって安心な人もいれば、
「掃除のしやすさ」「見た目のスッキリ感」を重視して外す人も増えています。
**大切なのは「自分の暮らしに合うかどうか」**という視点。
リフォームや新築をお考えの方は、
「洗濯パン、当たり前に必要だと思ってた…」という思い込みを一度リセットして、
選択肢のひとつとして考えてみてくださいね🧺✨
「どう片付けたらいいのか分からない」「我が家にあった収納方法って?」など、個別の悩みもプロと一緒に考えるとスムーズに進みます🌱
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