生活力ゼロから始める！新婚さんのご相談から

先日、ご結婚されて二人暮らしを始めたばかりの方のお部屋の相談を受けました。
お話を伺うと、パートナーとの習慣の違いや、思い描いていたように家事ができないことにストレスを感じていて、とても辛そうでした。

お二人とも実家暮らしで、家事はご家族に任せきりだったそうです。
そんな環境からいきなり「自分たちで家を回す」生活へ。戸惑うのは当然ですよね。

「生活力」ある？ない？🤔

🍳 料理が得意だったり、🧹 掃除をテキパキこなしたり、💰 家計管理も上手にできたり…。

「生活力がある」「生活力がない」なんて言葉を耳にしますが、そもそも生活力とは何でしょうか？

実はこれは、生まれつきの才能ではなく、誰でも持っている力をどう育ててきたかで差が出るものなんです。
大丈夫☺️ あきらめないで。

① 自分で生活を回す力

👉 衣食住を自分の力で維持できること。

② 問題解決力・適応力

👉 「生きる力」と重なる部分も。

③ 人との関わりをつくる力

👉 一人では生きられないからこその生活力。

④ 心身を整える力

👉 「暮らしを楽しむ」ことも生活力の大切な一部。

つまり「生活力」とは、自分らしく安心して日々を営んでいける総合的な力。

生活力の要素「自分には無くて、相手にあるもの」がたくさんありませんか？
そこに惹かれて結婚したことを思い出す方もいるのではないでしょうか？

相手ばかりを責めず、それぞれの得意を活かすのが大切です☺️

そして、「自分には足りないところばかり…」と不安になる方もご安心を。
生活力は筋力と同じ。

つまり、「ない」のではなく「まだ育っていない」だけなんです。

二人で協力して生活力を育てると、暮らしはもっとラクに、もっと楽しくなります✨

ステップ1：お互いの得意・苦手を知る👀
　まずは「何ができるか」「何が苦手か」を話し合ってみましょう。

ステップ2：小さなタスクからシェアする🤲
　「ご飯の後片づけだけお願いする」など、小さなことからスタート。

ステップ3：できたことを褒め合う💖
　「ありがとう」「助かったよ」の一言が、筋肉を育てる栄養に。

ステップ4：定期的に見直す🔄
　時々「分担、これでいい？」と話すことで無理のない暮らし方を続けられます。

整理整頓は、快適さを大きく左右する生活力の一部。二人で仕組みを作ることが大切です。

ステップ1：散らかりポイントを知る👀
「服を脱ぎっぱなし」「牛乳パックを流しに置きっぱなし」など　相手を責めずに一緒に確認しあう。

ステップ2：置き場所や行動の流れで片付けられるよう一緒に考える📦
「まだ洗濯しない脱いだ服の置き場所を決める」「乳酸菌飲料は、部屋に持ち込まずにキッチンで飲んで捨てる」「牛乳が空になるタイミングに当たった💡人がパックを開き、洗って洗いかごに置く」など　行動の流れで散らからない仕組みを考える。

ステップ3：守りやすくする工夫🔑
「明日も使う予定のバスタオルは、浴室前のこのハンガーに掛けるだけ」「そもそもバスタオルは、リビングには持ち込まない」とリビングに置きっぱなしにならない。日々の生活での散らかりポイントは、ムリなく戻せる仕組みを作るのことで続きやすい💡

ステップ4：週1のリセットタイム🧹
忙しい平日は、お互い疲れていて話がまとまらないもの☹️相手にこうしてほしいなど要望がある場合は、休日にゆっくりお茶でも飲みながら話し合う。週末の15分だけ二人で片づけタイムを持つ。

ステップ5：感謝を伝える💖
やってくれたことでどんなにラクになったかをお互いに感謝し合う。
完璧さよりも、「ありがとう」で続けやすく。

生活力は誰にでも備わっていて、暮らしの中で少しずつ育てていける筋肉のようなもの。
カップルや夫婦で暮らし始めると、その差が見えて不安やストレスにつながることもあります。

でも大切なのは、相手を責めることではなく「一緒に育てていこう」という視点。
二人で少しずつ協力して生活力を育てていけば、暮らしはもっとラクに、もっと楽しくなります✨

整理収納の工夫も、暮らしの筋肉を育てる大切なトレーニングのひとつです🌱

焦らず、比べず、感謝を持ちながら。
二人だけの生活力を少しずつ育てていきましょう☺️

「どう片付けたらいいのか分からない」「我が家にあった収納方法って？」など、個別の悩みもプロと一緒に考えるとスムーズに進みます🌱
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